将来、更に高齢者が増えることは安易に予想が出来きています。
ということは、必然的に高齢者にかかってくる医療費が増大するのです。
それを支えるために、莫大なお金がかかってしまいます。
近い未来、そのお金をどこからまかなうのか考えてみたところ、それまでは割りと負担が少なかった高齢者から、一部だけ保険料を徴収しようと言う考えです。
この制度が世間に定着したのなら、徴収された医療費は、将来のために国が取っておくことになります。
本来の名目は将来への備えなのですが、ここで問題が出てきます。
それは、本当に将来に取って置けるのか、ということです。
年金問題からしてみても、将来に取っておいたはずのものが、なくなってくる可能性があると言えます。
年金は本来、貯蓄という制度だったのに、年金問題が浮上してきました。
そして、国は国民の信頼がなくなってしまいましたよね。
このようは台所事情で、国は後期高齢者医療制度をスタートさせたわけです。
高齢者が保険料を徴収され、対象者たちの出費が増えるわけですから、当然、生活水準が落ちます。
そして、豊かな人、生活するのに苦しい人など、高齢者の生活に格差ができます。
毎月の保険料は高齢者にとって、大変な出費だと思います。
高齢者で生活が苦しくなる人が出てくるのであれば、いくら医療費が今までどおり1割負担になったとしても、その生活はかなり厳しいのではないでしょうか。